エニアグラムとは

 

 エニアグラムは、ギリシャ語の「エニア(数字の9)」と「グラム(図)」という2つの単語からなり、9つの点を持つ図という意味です。このシンボルの起源は古代の時代に遡ると言われています。エニアグラムが人間の性格を9つのタイプの類型論としてアメリカのスタンフォード大学で教え始められたのは1970年頃で、今では世界中の教育機関・企業・各種団体で学ばれており、日本では、特定非営利活動法人日本エニアグラム学会(1989年設立、2003年法人化)が初めて紹介しました。

 多様性を尊重する現代社会において、自他の理解多様な人間の価値を受容し合い活かし合える豊かな人間関係づくりや、個々が自分らしさを発揮し自己実現をめざすための「心(精神)の成長」のためのツールとして、世界中で導入されています。

 初めのタイプ診断は、自己探求の入り口としての仮のタイプに過ぎません。

9つのタイプは、人間の表面的な行動特徴ではなく、無意識の部分にある心の仕組みの違い(動機)によって分かれます。それを理解するために、ワークショップの中では、今ここでの感情・思考・身体感覚や、認知と行動の関係などを取り扱います。参加者は、安心安全が守られたワークショップの中で、心の深い部分にある自分の本質に気づきます。本当の自分らしさは、誰もが生まれ持つ素晴らしいギフトで、生涯変わらずに自分を守り成長させてくれるものです。

 生まれ持つ本当の自分のタイプは一生変わることがなく、良い時も良くない時も、人生全てにおける決断や生き方に影響します。

特定非営利活動法人 日本エニアグラム学会(JEA)

 オンライン部活エニアグラム®学会が運営する、高校生向けのワークショップのプログラムや認定資格制度は、JEA と連携しています。ワークショップは、オンラインプライマリーワークショップ運営資格を持つ「特定ファシリテーター」が行います。

 エニアグラムに関する詳しい内容は、JEAのWebサイト をご覧ください。

International Enneagram Accosiation(IEA)

 エニアグラムは、世界中の精神医学者や心理学者などの専門家によって研究され教えられている人間学です。グローバル社会で活躍する人たちの共通語として世界各国で学ばれ活用されています。

 ご興味のある方は、国際エニアグラム会議IEA(英文サイト) を参照ください。
オンライン部活エニアグラム学会の代表は、IEA Global Conference(25th Anniversaly ) in July 25-28, 2019 in Oakland, California, USA に参加しました。
将来的に、IEAのカンファレンスに高校生のみなさんと一緒に参加できるのを夢見ています。